BADHOP

神奈川県川崎市川崎区を拠点とする、8MCによるヒップホップ・クルーBADHOP。「高校生RAP選手権」での優勝経験を持つ双子のT-PablowとYZERRを中心に、まさにここ数年の国内HIPHOPシーンを牽引してきた存在だ。
2017年9月初の全国流通となるセカンド・フルアルバム『Mobb Life』をリリース。iTunes総合チャートで1位を獲得し、初の全国ツアーである『Mobb Life Tour』も見事大成功を収める。
2018年4月ZeppTokyoにてワンマンライブ「BAD HOP HOUSE」を主催。販売当日に前売りチケットが完売するなどインディーズのHIPHOPアーティストとしては異例となる3000人以上を動員し大成功を収め、その後発表したEP「BADHOP HOUSE」もiTunes総合チャート1位を獲得するなど、その人気を不動のものとしていく。
そして2018年11月13日、初となる日本武道館でのワンマンライブ”Breath of South”を開催。日本のHIPHOPアーティストでは最年少による武道館公演を果たし、チケットを3時間で即完させた彼らは、その勢いのままに2019年6月に全国5大都市のZEPP会場にて 「COLD IN SUMMER TOUR」を主催。その年にApple Musicにて限定配信されたEP「Lift Off」を発表。今作には、「Murda Beatz」「Metro Boomin」「Mike Will Made-It」「Mustard 「Wheezy」「Turbo」といったいずれも、世界を代表するアーティストらのヒット曲を手がけるプロデューサー陣が参加。
2020年3月1日にキャリア最大規模となるワンマンライブ「BAD HOP WORLD 2020」 を横浜アリーナにて開催。しかし直前のコロナウイルスによるイベント自粛要請の影響で一時はライブをキャンセルする判断を下すが、約1億円の負債額をすべて背負う決断をし、伝説となったYouTubeでの無観客生配信ライブを決行。このライブと決断は日本中から多くの賞賛を呼び、YouTubeでの生配信ライブは1日で70万再生オーバーを記録し、急上昇ランキングで堂々の1位に輝いた。
その後4年ぶりとなるフルアルバム【BAD HOP WORLD】をリリース。
このアルバムのリリースライブと題してZEPP横浜を貸し切り、その中でいくつかのセットを組んで1時間以上のライブパフォーマンスをする斬新な生配信ライブをYouTubeにて無料公開。他に類を見ない配信ライブは話題を呼び、YouTubeの急上昇ランキングでも1位を獲得。そしてこのライブも日本武道館、横浜アリーナ同様、自分達のチームのみでステージング、演出、ビジュアルを考えた。
2021年、国内初となるDELUXEアルバム「BAD HOP WORLD DELUXE」をリリース。
BAD HOP初となる客演アーティスト総勢14組を迎えたこのアルバムは、リリースから1年以上経った今もチャートの上位にランクインをし続け、代表曲「Friends」のMVはYouTubeにて1000万回以上の再数を誇るなど、国内HIP HOPの名盤と言っても過言はない。メジャーレーベルや芸能事務所には所属せず、完全自主制作で数多くのファンを獲得し、国内HIP HOPシーンのカリスマとなったBAD HOP。
2023年5月に突如解散を発表。6月より最後のツアー「THE LAST SUMMER」を開催中。9月26日のツアーファイナル後の貴重なフェス出演が決定。